●●●ペット●●●
【ペットとの生活】
ペット可のマンションであっても、住民がペットを野放しにしてしまっては、他の住民の
迷惑になってしまいます。
ここではマンションにおけるペットのマナーについて解説します。
【廊下・エントランス】
エントランスやエレベーター、廊下は共用部分、つまりマンションに住む人全員の共有財産
ですので、意識してきれいな状態を保つようにしたいものです。
マンションによってルールはまちまちですが、一般的に犬や猫などのペットを専有部分以外
に出す場合は、抱きかかえる、またはキャリーバッグに入れるのが基本です。
大型犬など抱きかかえるのが困難な場合はリードを短めに持ち、廊下やエントランスで他の
住民と直接すれ違わないよう、壁側を歩かせるなどの配慮をしましょう。
【エレベーター】
ペット同伴者が乗車していることを知らせるサイン付きのエレベーターやペット同伴者専用
のエレベーターがある場合は心配いりません。
問題になるのは、エレベーターにペット同伴者とそうでない住人が乗車するケースです。
ペットが苦手な人やアレルギーのある人と一緒になる可能性があるので、先に乗車している
人がいる場合は「ペットと一緒ですが乗ってもいいですか?」と声をかけるとトラブル防止
になります。
先に乗車中の人がペット同伴乗車をOKしない時は、次のエレベーターを待つか階段を使う
ようにしましょう。
【バルコニー】
専用庭がある1階の部屋を希望する飼い主も少なくありません。
ですがマンションによっては、専用庭やバルコニーにペットを出すことを禁じているケース
もあるので、管理規約を確認することが大切です。
専用庭にペットを出しても問題がないのであれば積極的に専用庭を活用したいところですが、
必ず近隣への配慮を心がけましょう。
管理規約でルールが定められている場合は規則に従い、隣の部屋に侵入させない、外へ脱走
させない、無駄吠えをさせない、といった工夫もしましょう。
また外だからといって排泄させる、グルーミングをするのはいけません。
排泄物の臭いや犬や猫の抜け毛が洗濯物に付いてしまうなど、隣家とのトラブルになります
から、絶対にやめましょう。