マンションで生活するためのマナーを、詳しく丁寧に解説するサイト『マンションマナー集』

●●●ゴミ出し●●●

【ゴミ出しのルール】

近年では地球環境への関心の高まりで、ゴミの分別回収やリサイクルに対する意識も高まり、
ゴミ出しのルールもかなり複雑になっています。
リサイクルを促進するためにも、ゴミ出しはルールに則りきっちりと行いたいものですが、
やはりルールを破る人は残念ながら居ます。
ゴミの分別をしていない、ゴミ出しの曜日を守らない、粗大ゴミをそのまま出す、夜に出す、
ネットを被せずに投げ捨てる、などなどです。
一部の人のルール違反でも全体に迷惑がかかることを認識し、一人一人が意識してルールを
遵守するようにしましょう。

【ルールの確認】

ゴミの分別ルールは各自治体によって異なります。
また近年ではゴミ出しルールが短期間で変わっている自治体も珍しくありません。
自治体の多くはホームページにゴミ出しルールを掲載していますので、まずは自分の地域の
ゴミ出しルールがどうなっているか、きちんと確認しましょう。
意識を高めるためにも、ゴミ置き場には分別ルールを張り出しておくとよいでしょう。

【ルール違反の問題点】

指定時間や分別の違反があると、ゴミ置き場にゴミが長時間放置されることになります。
またゴミ袋の口が締まっていない、ゴミ袋に穴が空いているなど、ゴミの出し方不備などに
よっても問題が発生します。
可燃ゴミは深夜に放火される可能性もありますし、野良猫やカラスによるゴミ散らかしと、
ゴミ置き場の汚れ・悪臭の原因にもなります。

【ゴミのプライバシー】

捨てたゴミが分別されずに放置されていた場合、再分別するためにはゴミ袋の中を見るしか
ないのですが、その際気になるのがプライバシーの問題です。
ゴミというのはそもそも、その所有権を放棄したものとなります。
従ってその見る行為に、見てはいけないという規制する根拠、法的な根拠はありません。

【マンション住人以外】

住民は、自治体にゴミを収集してもらう権利があります。
ただ、近隣住民がマンションのゴミ置き場を利用するとなれば話は別です。
マンションでは居住者が費用を負担して管理人や清掃員を雇って、ゴミ置き場の維持をして
いるため、費用を負担していない他者の利用は拒否することができます。